鍼治療は、WHOも補完代替医療(CAM)の一部として位置付けています。
「鍼治療」とは、全身に存在する経穴をさまざまな手法により刺激する施術法です。多く「鍼」施術には、金属製の硬い、毛髪のように細い針が用いられますが、指で操作したり、電気刺激を与えたりするのも「鍼」施術になります。
鍼は、中国伝統医学の重要な要素の1つで、鍼治療は2,500年以上も前から実践され、多くの中国の古典が示すように古くからしっかりとした理論が発達していました。6世紀にはアジアの近 隣諸国に紹介され、受け入れられ、16世紀の初めにはヨ-ロッパにまで達しています。
特にここ20年ほど の間に世界中に広がりを見せたことから、現在さまざまな症状に対する鍼治療の有効性について科学的な研究が進められています。「針」を用いた「鍼」についての感じ方は、人によってさまざまで心地よく感じる人もいれば好きではない人もいます。
合併症も非常に少なく、一定の効果が認められることから、欧米では代替医療もしくは医療類似行為として扱われています。
現在米国では、中国、日本、韓国などの諸外国から伝統医療を取り入れ、鍼治療を補完代替医療(CAM)の一部として位置付けています。
こうした有効性の認められている鍼施術ですが、施術には専門資格をもつ施術者からの適切な施術と安全性の確保が求められることになります。このため、WHOも「鍼の基礎教育と安全性に関するガイドライン」(1999)を定めています。
日本でも、鍼を業として行うことができるのは、医師およびはり師の免許を持つ人(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 昭和22年12月20日法律第217号)の国家資格を持つ者とされています。
米国食品医薬品局(FDA)でも、鍼治療用の「針」は管理対象に置き、一定の規格を定め、たとえば、施術用針は滅菌済みで無害であること、専門資格をもつ施術者だけが使用すること、1回使用したら廃棄することなどを製品表示に明記する旨を規定しています。
(参考サイト:厚生労働省「総合医療」情報発信サイト http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/01.html)
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