基本的に、炎症が激しく、患部が熱をもって腫れているときは、氷や冷湿布で冷やす寒冷療法がとられます。
炎症が鎮まったあと、関節の変形などによる痛みを抑えるために、患部を含めた全体を温めて血液の循環を良くする温熱療法がとられます。
関節リウマチの理学療法の中で最も多く行われているのが、温熱療法です。
よく温泉地に行くと、温泉の効能のひとつに「リウマチ」と書かれていることがあります。温泉に含まれる成分の薬効以上に、「からだを温める」こと自体、関節を温めて、血液の循環をよくし老廃物や痛み物質の排出が促され、痛みを和らげる効果があります。
温泉に限らず、温熱療法には、超音波やレーザーを使った電気療法、医療用パラフィンをお湯に溶かして患部を浸すパラフィン浴、保温性のある袋を温めて患部にあてるホットパックなどがあります。
温熱療法にしろ寒冷療法にしろ、どちらも自己流で行うのは禁物です。どのような症状によって、温めた方がよいのか、冷やした方がよいのかは違ってきますし、効果も異なりますので、必ず専門家の指示に従って行うことが大切です。
主に医療機関で受けることができます。超音波やレーザーを使った電気療法は、患部の奥深くまで温熱が達しますので、股関節や膝など、大きな関節に効果があります。ただし、人工関節を入れている人や心臓ペースメーカーを入れている人は、金属部分が高熱になるおそれがあるため、使用には注意を要します。
パラフィン浴やホットパックは、じんわりと温めることによって、関節の血流をよくしたり、筋肉の緊張をほぐして可動域を広げる効果があります。
医療用パラフィンやホットパックは、薬局でも購入することができ、自宅で行うことができます
。温熱療法に続けて運動療法を行うと、より柔軟性が上がりリハビリ効果があがります
また、足湯や入浴も手軽に行うことができる温熱療法の一種と言えます。
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