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膠原病と関節リウマチ

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8.関節リウマチの進行

関節リウマチの進行の4つのステージ

関節リウマチの診断基準

関節の変形や破壊がはじまるのは、発病後1~2年の間とされています。適切な治療をせずに進行すると、関節は全く動かすことができなくなります。

健康な滑膜は1mmもない薄い膜です。関節リウマチが起こると、滑膜が炎症を起こして、腫れあがり、充血し、10mm以上に膨れます。

関節リウマチの進行度は、主に関節内の滑膜や骨の状態と、生活機能がどの程度妨げられるかによって、次の4つの段階に分類されます。

健康な滑膜

  • ステージⅠ(初期~中期)
    関節腔に関節液が増え、滑膜が腫れてきます。骨の破壊はまだできないものの、骨に「ス」が入ったような骨萎縮が見られる場合があります。

    関節リウマチ ステージⅠ(初期~中期)

  • ステージⅡ(進行期)
    軟骨が薄くなり、関節のすき間が狭くなってきます。 滑膜の細胞が増殖して、肉芽(パンヌス)を形成します。肉芽が軟骨と軟骨下の骨を侵食しはじめ、骨びらんが見られるようになります。 関節の周りの筋肉は萎縮するものの、この段階ではまだ変形はみられません。

    関節リウマチ ステージⅡ(進行期)

  • ステージⅢ(高度期)
    軟骨の侵食が進んで、骨が破壊されます。 関節がうまく噛み合わなくなり、変形や亜脱臼、脱臼の症状が見られます。 筋肉にも強い萎縮がみられ、痛みのために曲げ伸ばしができなくなります。
    関節リウマチ ステージⅢ(高度期)

  • ステージⅣ(末期)
    肉芽が繊維化してかたくなり、骨と骨の端がくっついて骨癒合の状態となります。 関節は全く動かせなくなります。 関節の機能は失われてしまいます。
    関節リウマチ ステージⅣ(末期)

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