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関節リウマチについて

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関節リウマチ

関節リウマチとは

関節リウマチは、体じゅうの関節が炎症を起こし、
「腫れ」て「痛む」病気です。
病気が進行すると、軟骨や骨が破壊され、関節が変形します。


関節リウマチの発症原因は、いまだに特定されてはいませんが、研究が進むにつれ、免疫系の異常によって起こることがわかってきました。
現在では、関節リウマチは膠原病などの自己免疫疾患の1つとして扱われています。


関節リウマチと診断された患者さんの男女比は、男性1に対し女性は4で、比較的女性に多い病気です。
実際に病気が始まるのは、40代がピークで、次いで50代、30代が多くなっています。患者さんは、年々増える傾向にあり、現在70万人と言われています。

 

関節リウマチ発症のメカニズム

関節リウマチは、自分を攻撃する異常な免疫活動が関節の内側をおおう「滑膜」に起こることによって発症します。

まず、ウイルス感染などの刺激をきっかけにして、自己反応性のリンパ球が滑膜へと流れつき、滑膜のタンパク質を抗原として、滑膜が免疫細胞の標的になります。


T細胞を中心とするリンパ球やマクロファージなどの免疫細胞が滑膜をどんどん攻撃します。傷つき、炎症を起こした滑膜からは、炎症を悪化させる物質が大量に分泌され、関節全体が腫れあがり、痛みを起こします。さらに症状が進むと、軟骨が破壊されていきます。

 

関節リウマチに女性が多い理由

関節リウマチだけに限らず、自己免疫関係の病気は全体的に女性の患者さんの方が多い傾向があります。

はっきりと理由が特定されているわけではありませんが、女性ホルモン(エストロゲンなど)が関わっているのではないかと考えられています。


女性ホルモン自体が直接病気を引き起こすわけではありませんが、自己抗体の働きや、免疫反応を促すサイトカインなどの物質を活性化させやすいと考えられています。女性は男性よりもエストロゲンが過剰で、細菌やウイルス感染、ワクチンに対する免疫応答は、男性より女性が強く反応してしまうと考えられています。


また、妊娠・出産の機能も自己免疫反応と関わりがあります。
例えば、妊娠中は「非自己(異物)」である胎児を自己の体内で育てる状態となるため、免疫の働きが抑えられます。出産後に免疫抑制が解除されると、その反動で免疫の働きが高まり、自己免疫疾患が起こりやすくなります。


女性の体には、複雑でデリケートな免疫システムが備えられているので、かえって自己免疫疾患を起こしやすいといえます。

 

最近の関節リウマチの治療

関節リウマチの治療の中心は薬物治療です。
かつては、非ステロイド性抗炎症薬を第一に使い、それで効果が出ないと、抗リウマチ薬、さらにステロイド薬へと段階的に変更したり、併用していく方法が取られていました。


現在では、発症のなるべく早い段階から積極的に抗リウマチ薬を使ったり、ステロイド薬を使って、炎症を完全に抑え込む方法が主流になっています。
さらに、生物学的製剤が登場し、進行していく関節の変形・破壊を止めること、病気をコントロールすることが可能となりつつあります。


しかし、これらの治療薬にも副作用があります。
抗リウマチ薬は、免疫抑制作用があるため、本来の免疫の作用を弱めてしまうので、細菌やウイルスに感染しやすくなり、がんの発生を助長することもあります。


ステロイド薬は、強い抗炎症作用、免疫抑制作用がある一方、
糖尿病、胃潰瘍、骨粗鬆症などが発症するといった強い全身性の副作用があります。


生物学的製剤は全ての患者さんに使えるわけでなく、非常に高価で、安全性もまだ確立されてはいません。

最近は、西洋薬だけに頼らず、西洋薬と併用する方法として、漢方薬や鍼灸治療などの東洋医学的な治療が見直されようになってきました。

 

東洋医学的な関節リウマチ治療

東洋医学において関節リウマチは、気(一種の生命エネルギー)・血(血液)・水(水分)の調和が崩れ、血液と水分の循環が停滞することにより引き起こされるものと考えられています。


東洋医学的治療では、気、血、水の調和を図り、さらに免疫力を高めることが大切だと考えます。全身の血液と水分の流れをよくすることにより、痛む部位だけでなく、全身から病を治していこうとするのが特徴です。


注意していただきたいのは、
東洋医学的治療は、あくまで現代のリウマチ治療を補完する意味で用いるのが良いということです。西洋薬がいまひとつ効かない人でも、鍼灸治療を加えると効果が上がったり、東洋医学的治療を併用することで、西洋薬の量が少なくてすみ、副作用が抑えられるという利点があります。

 

実際の治療は西洋医学的なものと東洋医学的なものとを並行して行います。
残念ながら、西洋医学と東洋医学の双方を得意とする医師は少ないのが現状です。より良い治療の効果が得られるために、東洋医学と西洋医学が協同していくことが、今後さらに期待されていくことでしょう。


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